店長日記
長崎ぶらぶら総会
2008年12月10日
12月1日 店長日記 たけもと 長崎 ぶらぶら総会
秋深し 隣は何をする人ぞ 先日ISUZUの敏腕メカニック松本さんより,たいらぎ貝とサンマを大量にいただき
庭の柿は橙色に数珠なりです。旨いものが、寝てる間にやってきました。みなさん元気ですか?旨いもの食べて
いますか? 秋のさみしさに、ふとめくったメールで九州で 大学の後輩たちが長崎で30年ぶりに集まろう!
とのこと、長崎総会を計画しているではありませんか、急ではありましたが、あちこちと、いろんなところに
いろいろな手段で連絡網を伸ばした結果、長崎と遠方にもかかわらず、17名も出席名簿に名前が・・
なつかし笑顔が浮かびます。19のままのツルツル顔が・・浮かびます。 次に浮かぶは当然旨いもの
長崎と言えばちゃんぽん、皿うどん、豚バラの角煮、特にお世話になったのが、貧乏学生でも手のでる
長崎ちゃんぽん、なのです。 いまはあちらこちらにチエーン店が出来ておりますが、香川でも神戸でも東京でも
どうも昔食べた奴とは、違う と常づね思っており、学生のころ食べた、長崎の本場のちゃんぽん(当時はチャンメン)
をいただいてみたい、大学の様子も見てみたい 女房の方は豚バラの角煮だそうで、にょぼうは贅沢なのです。
俺の給料を知っているはずなのに あと、原爆資料館、・・お~これはなんとも向学心、旺盛 いいんじゃない、
で飛行機の直行便はなく、新幹線じゃないとイヤ、ということでJR で 10月 17日 18日と新幹線ー
かもめと乗り継ぎ 懐かし我が青春の長崎に行って参りました。
かもめはベンツの電車版といったところで、デッキが広く、床は木目でしっくりきます。座席は革張り。九州
の特急電車は つばめ、湯布院号と どれも豪華で渋いです。で美人の車掌さんがキャンディーを配ってくれた
こともありました。みなさんも一度、いやもう一度 zehi,ぜひ・・
新幹線で西に向かうは 10年ぶり(ハウステンボス以来)かもめは30年ぶり・・あ~有明海が見えてきました。
だんだん海との距離が短くなり ・・小さな漁港がところどころ・長崎だ~遠くに雲仙が見えてきました。
干潟は見えず、レイの 大きな水門が開かれているようです。ムツゴロウ元気か?長いトンネルを抜けると
そこは我が青春の舞台なのであります。 長崎に着き、改札を出ると鉄骨トラス構造のドーム型の屋根広場
そこを抜けると真ん前にデパートの総合売り場でその一階が土産物売り場 まず女房が向かったのがここ
長崎でスイーツといえばもう カステーラ で有名なのが 福砂屋。文明堂、松翁軒 で新作ものをあれこれと
まさぐり 2日後取りに来るのでと地元でなければ手に入らないものをオーダー、さすが女房 こだわるね~
重たい荷物をホテルにおいて 最初に向かったのはわが大学のおひざ元 ペンギン水族館 ホテルを出るや
駅を正面から見てアレ・・ 三角屋根でなくなっているのです。しばらくの間にいろいろと変わったようです。
この日より3日間 9月並みの蒸し暑さでTシャツでもいけます。バスに乗り 蛍茶屋 を抜け 登り坂 左に
あった古いダムが上流に移動して、新しい道も着いています。 バスは旧道へ 御手洗水 みたらいじゃなく
おちょうずと読みます。ここは映画 長崎ぶらぶら節で幼少の吉永小百合さんが 身売りされて行く時に願いを
託した沢山のホタルにつつまれる場面であります。今でも清流が絶えることなく、蛍の名所だそうです。
側には日見峠へと続く道があり この街道は 坂本竜馬や小松帯刀、西郷隆盛などが京や亀山社中へと
通った道でもあります。 今は日見トンネルを抜けて 上ります。トンネルを抜けるとそこは懐かしい風景
が広がっておりました。 が 昔は緑の海と島、山しかなかったのですが、今はまるで伊豆か熱海 リゾート
マンションが建ち並んでいました。大学も勢力を伸ばし湾を埋め立て、山を削り大きくなっておりました。
だいぶ様子も変わり、知る人も誰もいない さみしいね~後で聞いたのですが、この時を前後して後輩たちも
この辺を散策していたようです。 みんな考えることは同じ、感じたことも同じようです。
帰りのバス停 で 真前にまんじゅうやがありそこのまんじゅうの皮のしっかりした歯ごたえと、あんこの
旨さが昔と同じだったのが嬉しかったです。 切符を売っていたここのおばあさんも亡くなったとのこと
酒屋のおっさんも、晩飯を作ってくれたおばちゃんもみんな・・ 恩返しが遅れまして・・すみません
少しむなしさを抱えたまま、後ろ髪をひかれながら 大学を後にしました。
中央橋に向かいます。長崎の中心拠点といったところ 中央橋からアーケードに入り 浜屋、DAIMARU
18銀行 ここは三菱のおひざ元 好文堂本や 次の角を左に行くと 浜勝本店 ありました。オランダ勝定
いまでもあります。入りますと、風呂屋のような下駄箱がそのまま、じゅうたんも赤そのまんま 2階へ・・
で頼んだのがこれ むかしはごはんがおひつで運ばれてきて(5膳位は入っている)のを2回お変わりしたという
兵もおりまして、我が大学の人間は出入り禁止などと言われたこともありました。ハイ 俺じゃないよ!
これ頼みました! 左上 豚の角煮、とろける旨さ!結構油が付いているのに、角煮は当たり前ですが
いくらでもいけちゃいます。甘い露がご飯をそそります。カロリー気にしてしまいますが・・
もうそんな体型ではないか・・おつゆが旨い! ご飯さえあれば普通の人が普通に五鉢ぐらいはいけます。
これ,ホント値段は一鉢(380円) 大皿にはポークころっけ ササミノフライ ひれかつ オランダかつ
(チーズを豚肉で巻いて)揚げたもの 昔はこんなバラエティーのはありませんでした。
右したのごまをすって味噌だれをそそいだものにつけて食べます。 もう当たり前ですね。
いろいろ楽しめてこれいいよ!さすが豚の扱いのうまい 浜勝さん 豚バラの角煮 いつの間に
始めたのか? おすすめです。 寮総会まで少々時間がありましたので、
長崎中華街に行ってみることにしました。観光通りを少し西に行くとありました。 正面にはご存じ赤い
新地中華門 神戸だと西安門、ここをまっすぐ西に抜けるとオランダ坂、グラバー園があり、
北を見るとこんな風景が 遠くは稲佐山、手前に出島資料館、後方 東は 眼鏡橋、諏訪神社、亀山社中跡
昔はここが長崎の拠点だったことが覗えます。 わたくしこんな少しごみごみとした、人間臭い街かどが
好きなんです。ちょっとぶら~っと行ってみようかな~てな気分になりません?俺ってへん?・・
さっき遅い昼ご飯を食べたばかりですが 中華街を少し散策してみました。 規模こそ小さいですが
凝縮された、内容の濃いものがあります。 さすがご当地・・皿うどん。ちゃんぽんにウエイトが・・
でこれをたべました。こんな売り方はじめて 角煮まんじゅう、と豚まん ヤムチャのX攻撃じゃ~
セットで250円也 これならちょっとつまんで行こうか、てなことになる うまいね~
味も 売り方も 学生のぶんざいでこの界わいで食事をすることがなかなか叶わず 今回も飛び入り
状態で、今度は腰を据えて、新地中華街に来てみたいと思っております。
この後、思案橋、雑魚屋(ざこや)大学総会となりました。何時ものことですが、たどり着く前から
腹いっぱいです。 でこの店、名前のとおり、魚料理の旨いところで、低料金で飲み放題でした。
後輩 久留君、羽賀君 のお手柄 ありがとう 感謝感謝!
少し早めに行ったのですが、もうみなさんお揃い あんのじょう30年前の懐かしい顔が並んでおりました。
何をどう食ったやら、食わなかったやら これ俺のお鉢?だったっけ?てなことになり 覚えていたのは
しっかり呑んだことだけであっという間に午前様、浦島太郎のように 6時間私は 19の春になって
おりました。 いや~皆様ありがとうございました。 偉そうに言いました。 このバカ先輩 許して
とは言いません、せめてこの長崎の夜に免じて 忘れてやって下さい! 土産にもらった笑顔16と
薩摩本格芋焼酎(国分酒造協同組合、合鴨農法で作ったヒノヒカリ、芋は完全有機栽培、コガネセンガン
なんとラベルに個人名が、こだわり方が半端じゃない)株式会社野元提供 www.kk-nomoto.com
お問い合わせ TEL 0995-42-1148 ネーミングがたまりません、さつま自己酎・・笑わせます。
・・寮生にピッタリ 心に残る 逸品をいただきました。
長くなりました 何度も言いますが私もらっていませんから ハイ
笑顔16は心に深く残りましたが・・焼酎のほうは振る間もなく帰りの新幹線で無くなりました。
世話になりっぱなしの 長崎の人たちと 後輩達に 心をこめて ありがとう
又来るよ! 醤油工房あじまん 店長 たけもと
でした。